不妊治療支援制度
鍼灸×ス-パーライザー

「正しい理論と検証を経た治療法の開発と普及を行う団体」当院もJISRAMの会員です。当院でも不妊治療を受けている方々に、「鍼灸治療でなにができるのか」はもちろんのこと「妊娠のしくみ」「不妊とは」「他の鍼灸院との違い」など丁寧にお話しさせていただきながら、各患者さんに必要な治療を戦略的に行います。

 

こころを込めてサポート


潤天堂院長の小宮猛史です。

当院では、お子さんが欲しくてもなかなかできず不妊治療を始めようとお考えの方や、すでに医療機関で治療を受けられている方を対象に、若干ではありますが治療費等の優遇制度を設けました。

不妊治療を開始し、すぐにご懐妊できればよいのですが、時間や回数を要することが多く、お身体の負担のみならずかかる費用に不安を伴うことも事実です。

当院では、自身(私たち夫婦)の不妊治療(ART:高度生殖医療)の経験を踏まえ、鍼灸での不妊治療を希望する方の経済的負担をできるだけ軽くし、腰を据えてのからだづくりができるよう心掛けました。

不妊にはさまざまな原因が考えられています。医療機関でその原因がわかればその原因を改善する治療が行われますが、女性側にも男性側に本質的な原因がみつからないこともあるようです(機能性不妊)。

当院ではこういった『機能性不妊』に対する鍼灸治療を行っています(手術を要しない子宮筋腫や各のう腫であれば施術は可能です)。

まずは全身状態の改善を基本治療とし、全身をチェックして歪みがある場合はこれを整えたり、自律神経を調整する施術(交感神経の過緊張がある場合はこれを落ち着かせるための施術や、リラックス効果を高める副交感神経を意識した施術)をおこなってまいります。

また、科学的なデータとして証明された子宮血流量を増やす施術を行い、受精卵の着床に適した子宮環境づくり(内膜の質や厚みの改善:着床鍼灸)のお手伝いをいたします。

一定の年齢以上になると『卵の質の問題』も考えなければなりません。一般的な「排卵」は、実はその過程が数ヶ月をかけておこなわれていることをご存知でしょうか。

 

150919-0028

 

休眠状態にあった原始卵胞は、毎月約1000個ずつ目覚め、

原始卵胞一次卵胞二次卵胞前胞状卵胞胞状卵胞)

へと成長し、最終的に成熟卵胞(グラーフ卵胞)となり排卵を迎えます。

「目覚め」てから「排卵」まで約4~6周期かかると言われています。つまり今回排卵される卵は半年ちかく前から準備され成長してきたものということです。

鍼灸には、ある特定部位への施術が卵巣への働きかけをおこなっていると考えられる方法があり、当院でもその方法を採用しています(育卵鍼灸)。

以上のことから、血流を増して卵質に影響を与えようとする鍼灸の効果は4周期以上、できれば原始卵胞にも影響させたい6周期以上をかけるつもりで卵づくり・からだづくりに望んでいただきたいとお話しています。

※もちろん6周期かからず着床(妊娠)が確認できれば治療は終了です。傾向としては心拍の確認まで継続する方が最も多く、安定期に入るまで続けて受診される方もいらっしゃいます。卒業のタイミングは話し合って決めています。

※下記参照

なお、鍼灸による不妊症の治療は単独でも行いますが、クリニックの治療と併行して行うこともできます。

タイミング法・AIH(人工授精)・IVF(体外受精)・ICSI(顕微授精)など、どのステップにおいても可能です。

一人でも多くの「赤ちゃんを希望するご夫婦」に、妊娠・出産、そして育児に至る幸せを感じていただけるよう、当院では心をつくし全力で支援をさせていただきます。受診を決める前にご質問やご相談がありましたら遠慮なくメール・お電話にてご連絡ください。

お電話をいただいた際、診療中でゆっくりお話ができない時は、こちらから折り返しご連絡するようにいたします。お気軽にお問い合わせください。

※当院では40歳以上の方の治療も積極的におこないます。

 

 

不妊治療における鍼灸施術の目的

 

◎機能性不妊に対応

◎自律神経の調整

(副交感神経を優位に。免疫力の正常化。精神的・身体的ストレスの軽減)

◎骨盤腔内の血流促進 ※女性ホルモンへの影響も期待

 ①卵巣に働きかける→育卵(6か月) ※採卵成績の向上にも

 ②子宮内膜の状態をよくする→着床の改善

◎瘀血(おけつ)の処理 ※吸角カッピングの併用
(一時的な着色の可能性あり)

◎その他、免疫寛容の促進を期待

 

施術の頻度

◎最初の3週は週2回(6診まで)。その後は週1回。

◎移植の当日(移植の前か後)。最近の結果から、できるだけ「移植前」の施術をお勧めしています

 

治療の流れ・内容・費用など

 

基礎体温表をご持参ください(つけている方)

鍼(はり)について

当院で使用する鍼は、すべてディスポーザブル(使い捨て)なので安心です。
基本的に刺入時の痛みはほとんど感じませんが、殿部周辺に行う鍼については少々重たい感じがします。

治療間隔

治療開始から3週間はできるだけ週に2回行い、7診め以降は基本的に週1回となります。
※胚移植時にあわせて受診していただくこともあります。

施術内容

当院の不妊鍼灸治療は、私が所属するJISRAM(日本生殖鍼灸標準化機関)における2018年の講座にて、中村会長が公開された「育卵・着床鍼灸」の技法を参考にしております。

中村会長が学会や研修会でご提示される膨大な良好データを目指すには、同様に近い施術を行う必要があると考えるからです。

スーパーライザー(近赤外線照射器)の導入が実現し、その実践が可能となりました。

妊娠後のフォローアップ

当院で不妊治療を行いご懐妊されたときは、出産に至るまでの不定愁訴(つわり、腰痛その他)に対するフォローアップの治療も同費用で行わせていただきます。また、安胎作用をもたらす治療や、逆子であった時の治療も行います。

費 用

スーパーライザ―PXの導入に伴い、平成30年6月1日以降新規受付分より施術費用を下記のように変更いたしました。

この「支援制度料金」は、不妊鍼灸治療に有効とされる「週1回」から「2週に3回」といわれている受診ペースを、できるだけ保って通院いただけるよう追加料金のないこの料金で設定いたしました。

通院回数が持続的に大幅に満たされないもの(例えば月1回、2回)に関しては、一般の鍼灸施術に準じた料金でお願いすることもございます。

これは施術ペースをおまもりいただいている方への配慮でもあります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 

初診料 なし

施術費 4,000円(税込)

※ディスポ鍼代、スーパーライザ―PX照射、各種温灸、吸角カッピング代などすべて含みます